医療か美容かどちらを目的にする?

包茎手術の方法にはいろいろなものがありますが、大きくわけて2つのタイプになるといいます。
それは泌尿器科で治療として行われるものと、美容外科などで整形的に行われるものがあるからです。
ただ、泌尿器科で行われるものと美容外科などで行われるものとは、いわれるほど大きな違いがあるわけではないようです。
泌尿器科でよく行われるのが、背面切開術や環状切開術などです。
確実に包茎を治療することができ、さらにほぼどんな泌尿器科でも行うことができるものです。
美容外科でよく行われるのが、亀頭直下埋没法、クランプ式、根元部固定法、さらにいまはPPレーザー治療法なんていうものもあります。
美容外科で行われる包茎手術は、見栄えの良さを重視しているという特徴があります。
泌尿器科も美容外科も入院する必要はありません。
その日のうちに帰ることができます。
どの方法を選んだとしてもリスクはありますから、どれにするかは慎重に選んだほうがいいでしょう。

意外と多い包茎手術の方法

どこのクリニックや病院でも同じような手術をしているのではないか、そんな風に思われている方も多いと思います。
ところが包茎手術の場合、意外にもさまざまな方法があるんです。
昔は流行っていたけれどいまはほとんどされていないという方法から、最新のものまでいろいろなものがあるんです。
ですから、自分がこれでやってもらいたいと思ったなら、その方法で包茎手術をしてくれるクリニックを探さなければなりません。
もっとも多くのクリニックで行われているのが亀頭直下埋没法です。
さらにそのメリットを活かした亀頭下環状切開術というものもありますが、こちらは技術力が必要なので執刀してくれる医者を選ぶ必要があります。
以前行われていたのが環状切開術ですが、こちらは傷が残ることがあるということで今はあまり行われていないようです。
軽い包茎の方ならナチュラルピーリング法というものもあります。
いろいろありますから、しっかりとカウンセリングを受けてどの術式がいいのか決めたほうがいいでしょう。

包茎手術は術後の美しさを重視しよう

包茎手術には症状に合わせて様々な種類がありますがその中でも、亀頭直下埋没法という手術について紹介します。
この手術は、主に見た目の美しさを重視したもので美容外科医などで使われている方法です。
亀頭直下埋没法とは、余分な皮を切り取ったあと、亀頭の下で縫い合わせ、その傷口を亀頭に埋没させてしまうのでどこから見ても手術の後がまったくわからないという方法なのです。
この方法が開発されるまでは、包茎手術はその傷跡や不自然さから手術したという事がすぐにわかってしまう事が多かったのです。
そのため、コンプレックスである包茎を治すために手術を受けたにも関わらず結局傷跡が目立って新しいコンプレックスになってしまうという悪循環が起きていました。
しかしこの亀頭直下埋没法で手術を行えば傷跡は全くと言っていいほど目立たず、コンプレックスを抱く必要がなくなったのです。
ですから包茎を手術によって治そうと考えているのならこういった術後が美しい手術を選択することをお勧めします。

包茎手術の方法、亀頭直下法

亀頭直下法は現在行われている包茎手術の中での主流と言える手術です。
勃起時の陰茎の大きさをあらかじめ測って、余剰の皮膚だけを切除する方法で、多くのクリニックなどではこの方法を採用しています。
この手術のメリットは、亀頭のすぐ下で縫合するので傷口が目立ちにくい、ツートンになりにくいといったメリットがあります。
それに、術後はしばらくお風呂に入られませんが、入院しなくてもいいという点がメリットです。
しかし、2週間ほどはお風呂には入られず、術後のケアもしなくてはなりません。
この手術法が多くのクリニックで採用されている理由は、傷口が目立たないと言ったことがあげられます。
それに、医師によるちょっとしたアレンジもできるのが特徴です。
したがって、経験豊富で手慣れた医師がやる場合は、綺麗にし上がるということになりますが、経験が未熟な医師による場合、失敗例もあります。
その点から言えば、この方法の最大の懸念は手術の意思が経験豊富か否かと言うことにかかってきます。